みなさま、はじめまして。EEsa!虹の架け橋クラブキャプテン 小池 真輝 です。
私は株式会社イノセスという会社を経営し、スポーツ領域で事業を行っておりま す。
昨今、スポーツ業界では性的マイノリティへの理解に課題があり、ニュースなどメ ディアを通じてその課題を目にしたことがある方も多くいらっしゃるかと思いま す。
スポーツは、世界中多くの人々へ歓喜を沸かせ感動を届けてきました。 そんなスポーツに魂を全力で注いできたアスリートの中には”生きにくさ”や競技を 行う上での”理不尽さ”を感じている人達がいます。
例えば、戸籍上男性だけれども、自認する性別が女性という方に対して、性別適 合手術を行い、戸籍上も女性に変更されていたとしても、「そうはいっても身体的 にはもともと男性だから、能力に差が出るのは当然だ!卑怯だ!」との指摘を受け ることがあります。
他にも現役中はチームや身近な人の理解があっても、引退後に慣れ親しんだ環境から 離れ、新しい環境へチャレンジをしていく際に、当たり前にできていたことができ なくなったり、周囲の人からの「無意識な言葉の刃」を振りかざされてしまうこと もあります。
長く競技を続けていると周囲の人の理解が深まりやすく違和感なく生活を 送ることができることも多々ありますが、競技を引退して競技以外で生計を立てる ために何かしらの仕事をした際に、社会人として一から人間関係を築く上で偏見や 恋愛対象の話題が出たりする。 理解ある環境から、理解の少ない環境で生活することで当事者としての“生きにく さ”を改めて感じるケースも珍しくはありません。
これは世界共通での課題ではありますが、特に日本のスポーツ業界はジェンダー平 等の観点が遅れているという意見も聞こえてきます。
私は当事者ではありませんが、「自分だからできること」「自分にしかできないこ と」をEESa!虹の架け橋クラブの活動で継続して学び続けるために参加することにしまし た。
スポーツを通じて性の隔たりを少しでも減らしていき、スポーツを行うすべての人 が本当の”歓喜” を沸かせられることを目指し実現に向けて活動をしていきます。
株式会社イノセス
Comentários