同性カップルの結婚式をテーマとした【第3回EESa!文化祭】に、玉津理沙さんと一緒に新婦役をさせていただきました、田口友梨です。
私にとって初めての文化祭にもかかわらず、このような大役をいただき、本番を迎えるまでは緊張と不安でいっぱいでした。
模擬結婚式の中では、新婦の友人代表として、クルーの皆さまより『同性間パートナーに起こりうるライフイベントへのサポート』として、ご自身の仕事を通したお話をしていただきましたが、それぞれの専門分野について、笑いを交えつつ分かりやすく噛み砕いてお話ししてくださり、会場にいる参加者全員が聞き入っていたのがとても印象的でした。
また、マイクを手に取られる皆さまから最初にいただく「理沙さん、友梨さん、ご結婚おめでとうございます」の言葉がまた、じわじわとリアリティーを増していきました(笑)
私はこれまで、お金のことや法律のことなど、生活に必要不可欠なところのサポートを増やしていくことが重要なのだと思っていましたが、出会いのツール、結婚式、写真撮影、占い・鑑定など、身近なところでLGBTQに理解を示してくれる人の存在こそが実はとても大切であり、日々の安心に繋がるように感じました。
そして、虹の架け橋クラブに入るまでは『〝自分自身が〟LGBTQ当事者の方に対して何ができるのか』ということを一生懸命考えていましたが、「◯◯さんのサポートを利用したい人がいるよ、こういうときは◯◯さんがサポートしてくれるよ」といったように、提供する人と受ける人を繋げる、架け橋のような存在になれたらいいなと、文化祭への参加を通して思うようになりました。
また、今回の文化祭では、クルーの皆さまの、周りの人を気遣う優しさにとても感動しました。このメンバーだからこそ、あのようなあたたかい空気をつくりあげることができたのだと心から思います。
最後に、文化祭実行委員の皆さま、参加者の皆さま、素晴らしい時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。
そして、今回参加が叶わなかった方、今このブログで文化祭のことを初めて知った方、来年はぜひ一緒に楽しみましょう!
行政書士 田口友梨
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